福岡県田川郡香春町は、「おかえり集学校プロジェクト 」を通じて、廃校となった学校施設を地域の集いの場として再生する取り組みを進めています。かつて炭鉱の町として栄えた香春町は、近年、人口減少や少子高齢化といった課題に直面しており、人と人とのつながりを再構築するための施策に注力しています。
2021年には町内に新たな統合教育施設「香春思永館」が開校し、それに伴い小学校4校、中学校2校が廃校となりました。香春町はこれらの施設を放置することなく、株式会社リングローや地域団体と連携し、地域資産として再活用する取り組みを開始しました。
中津原集学校や勾金保育所は、現在では子どもから高齢者まで幅広い世代が利用する地域コミュニティセンターとして、会議やイベント、日常的な活動の場となっています。これらの施設が新たな役割を果たす上で、安定したデジタルインフラの整備は不可欠でした。その基盤として、香春町はNETGEARのスイッチおよびWiFiソリューションを導入し、安全で拡張性の高いネットワーク環境を構築しました。
廃校施設の多くは、LAN配線こそ残っていたものの、WiFi環境はほぼ未整備の状態でした。そのため、ネットワークインフラをほぼゼロから構築する必要がありました。行政業務やオンライン会議に加え、地域住民が利用する会議室、教室、体育館、イベントスペースなど、幅広い用途に対応できる安定した通信環境が求められていました。
また、これまでは入居事業者や利用団体ごとに個別にWiFiを導入していたため、ネットワークが分断され、管理が煩雑になるという問題もありました。利用者が変わるたびにSSIDやパスワードの設定変更が必要となり、運用負荷やセキュリティリスクが増大していました。
さらに、香春町は限られたIT人材と予算の中で、最新のデジタル活用に対応しなければならないという制約を抱えていました。信頼性の低い機器を選択した場合、セキュリティや安定性の面で大きなリスクを伴う可能性がありました。
「コストだけを重視すると、どうしてもセキュリティ面の不安が残ります。信頼できるソリューションが必要でした」―― 山本晃久氏(中津原集学校 校長)
香春町は、地域コミュニティ施設にふさわしい安全性・信頼性・運用のしやすさを備えたネットワーク基盤として、NETGEAR製品を採用しました。導入された主な製品は以下の通りです。
複数施設を一元的に管理できるクラウドベースのネットワーク構成により、SSIDやパスワード、各種設定を集中管理できる環境を実現しました。これにより、利用者や入居事業者が変わっても、柔軟かつ迅速に対応することが可能になりました。
特に評価されたNETGEARの特長は以下の点です。
既存建物への導入もスムーズに行え、老朽化した施設であっても無理なく最新のネットワーク環境を構築することができました。
「NETGEARのクラウド管理により、SSIDやパスワードを一元管理できるようになり、運用負担が大きく軽減されました」―― 村上有希氏(香春町 まちづくり課)
NETGEAR製品の導入後、香春町のコミュニティ施設では、オンライン会議が安定して行えるようになり、通信の途切れによるストレスが解消されました。WiFi 7対応端末の普及が進む中でも、快適な通信環境が維持されています。
また、ネットワークの集中管理により、設定作業やトラブル対応にかかる時間が削減され、限られた人員でも効率的な運用が可能になりました。利用者の入れ替わりが多い施設においても、管理の簡素化は大きなメリットとなっています。
さらに、安定したネットワーク基盤の整備により、デジタルイベントやハイブリッド会議、将来的には屋外イベントでのWiFi活用など、新たな取り組みも可能になりました。NETGEARのソリューションは、香春町の地域コミュニティ拠点を持続可能な形で支える重要な基盤となっています。
「オンライン会議が非常にスムーズになり、途中で切断されることがなくなったと現場からも好評です」 ―― 山本晃久氏(中津原集学校 校長)
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